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掛け布団選びのポイントは保温と軽さ

掛け布団

掛け布団は必ずしもマットレス購入と同時に新しくする必要はありませんが、せっかくいいマットレスを買うのなら、掛け布団も新調して、良質な睡眠を得るための最適な環境を整えたいものですね。

掛け布団選びのポイントは保温と軽さ

掛け布団を選ぶ上で、重要なポイントは、保温力と軽さです。「ずっしり重い布団じゃないと寝心地がよくない」という方もいるかもしれませんが、重い布団では身体に余分な負荷がかかり、寝返りがしづらくなるので、結果的に快眠を妨げることになりがちです。また、重くて厚い布団はしなやかさに欠けるため、肩のところに隙間ができてしまい、冷気が布団内に侵入して、体を冷やしてしまいます。

羽毛布団(ダウン率93%以上)がおすすめ

掛け布団の種類は「羽毛布団」「羊毛布団」「木綿布団」「ポリエステル」などがありますが、羽毛布団が軽くて暖かくておすすめです。また最近は、シンサレートなど新素材の掛け布団も登場し、羽毛布団に匹敵するかそれ以上の暖かさと軽さで人気があります。

羽毛布団の中身はダウンとフェザーの混合です。ダウン=羽毛は、軽く空気をたっぷり含んでいます。一方、フェザー=羽根は、羽軸を持っているため弾力性があり型崩れしにくい性質ですが、ダウンに比べ空気を含む量が少なく重みもあります。羽毛布団と呼べるのはダウンの重量比率が50%以上のものですが、現在販売されている羽毛布団のほとんどはダウン80~90%以上です。ダウンの比率が高くなるほど保温に優れ、軽く柔らかい感触になりますが、1羽の水鳥から採取できる量が少ないため金額も上がります。

ダウンボール フェザー

左:ダウン 右:フェザー

また、同じ水鳥でもグースとダックの2種類があります。ダックに比べてグースは、体が大きい分ダウンも大きく良質な羽毛が取れるため、「グース」のダウンを使っている羽毛布団を選びましょう。

羽毛布団は体に直接掛け、毛布は羽毛布団の上に

あなたは眠るとき、毛布の上に羽毛布団をかけていませんか?

羽毛布団の特性をいかすためには、羽毛布団の上に毛布を掛けるのが正しい使い方です。

羽毛布団は羽毛そのものが発熱して温かいのではなく、寝ている人の体温により羽毛に含まれる空気が温められます。そのため、羽毛布団の上に毛布を掛けることで蓋をし、温かくなった空気を逃さないようにしてあげるのです。

羽毛布団の表面が冷たいと感じる場合は、マイクロファイバーなど肌触りが温かいカバーをつけるとよいでしょう。

掛け布団はひとりずつ分けて用意

1つのベッドで寝ているご夫婦が、掛け布団も共有している場合があります。睡眠中ずっとくっついて寝ているのならいいのですが(寝姿勢的にはおすすめできませんが)、寝返りも発生しますし、寝相の問題もありますので、無意識のうちに布団の争奪戦が繰り広げられているかもしれません。負けた方は体が冷えて風邪を引きかねませんから、掛け布団は1人ずつ用意しましょう。

ただ、個々に掛け布団を使っていると、寝ているうちに布団が落ちてしまう可能性があります。そんな時はマットレスの下に挟みこむだけで布団の落下を防止できる柵が販売されていますので、こちらも検討してみるといいでしょう。

布団の落下防止柵
布団の落下防止柵

日々のお手入れで快眠

掛け布団は、シーツや敷きパッドのように簡単に洗濯できませんが、日々簡単なお手入れをすることで、長持ちさせることができます。

  • 毎朝、起きたら掛け布団を半分めくり、布団にこもっている湿気を放出する
  • 月に1~2回外干しする。干す時間帯は湿度の低い午前10時から午後3時くらいがおすすめ。片面1時間ずつくらいをめどに。
  • 干す際は布団たたきで叩き過ぎない。軽く数回叩き、表面に軽く掃除機を掛ける程度がよい
  • 花粉の季節や梅雨時で外干しが難しい場合は、布団乾燥機を利用する

年に一度の丸洗いでスッキリ

厚生労働省は、旅館やホテルなど宿泊業に対して「布団及び枕にあっては、六ヵ月に一回以上その汚れ等を除去するために丸洗いを行うことが望ましい」(「旅館業における衛生等管理要領について」より)と指導しています。

今は掛け布団を丸洗いしてくれるクリーニングサービスがあり、中には次のシーズンまで保管してくれるお店もあります。羽毛布団の場合は圧縮袋などを使うことでコンパクトに収納できますが、圧縮してしまうと羽毛が潰れてしまうので、保温性が悪くなる可能性があります。また、湿気を含んだ状態で密閉すると、カビの発生率も上がります。

クリーニング+保管サービスを利用すれば、次に利用するシーズンまで自宅にしまっておく必要がないので収納の問題も解決しますし、保管時の湿度管理をしっかり行なっている専門業者なら、カビの心配もありません。費用はかかりますが、次のシーズンもよい状態で使えるためおすすめです。

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秋山 融

YMC メディカルトレーナーズスクール最高技術顧問
IHTA 社団法人 国際ホリスティックセラピー協会 最高技術顧問
一般社団法人 日本介護事業連合会顧問
リフレーヌグループ総院長

秋山先生監修「むくみ・血行改善フクラハギ専用サポーター」はこちら>

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