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コイルマットレス(ポケットコイル)の特徴

コイルマットレスには大きく分けて「ポケットコイルマットレス」と「ボンネルコイルマットレス」があります。

ここでは、現在、主流となっているポケットコイルタイプを中心に説明します。

ポケットコイルマットレス

ポケットコイル ポケットコイル

ポケットコイルマットレスは、金属バネを一つひとつポケット(袋)に入れたものを配列してします。

コイルが独立しており身体を点で支えるため体圧分散に優れていることと、振動が伝わりにくいため2人以上で寝ている場合に隣の人の動きが響かないことが利点です。

ポケットコイルの寝姿勢
ポケットコイルの寝姿勢

振動の伝わりにくさはシモンズのCMをご覧になると、よくわかります。

ポケットコイルマットレスの硬さ・弾力性

コイルに使用する銅線の太さと長さ、入れるポケット(袋)の高さ、コイルの直径により、さまざまな硬さや弾力性が再現されています。

下の写真はシモンズのポケットコイルです。ポケットの高さ順に並んでいますが、使用する銅線の太さ・長さ・ポケットの高さで7段階の弾力性を作り上げています。

シモンズ ポケットコイル模型

コイル高 33cmを21cmに圧縮 31cmを19cmに圧縮 31cmを19cmに圧縮 28cmを17cmに圧縮 28cmを17cmに圧縮 17cmを14cmに圧縮 17cmを14cmに圧縮
銅線の太さ 1.7mm 1.7mm 1.9mm 1.7mm 1.9mm 2.1mm 1.9mm
硬さ・柔らかさ さらに柔らかめ

柔らか度●●●●

より柔らかめ

柔らか度●●●

 

やや柔らかめ

柔らか度●

 

柔らかめ

柔らか度●●

 

ふつう 硬め

硬さ度■■

 

やや硬め

硬さ度■

 

*スマホの方は表を左へなぞると全てご覧いただけます。

ポケットコイルの材質

ポケットコイルは独立した金属バネと袋で作られています。

バネの材質は「硬鋼線」が使われることが多いですが、それよりも厳しい基準が設けられた「ピアノ線」を採用しているメーカーもあります。また、ポケット(袋)の材質や他社とは違う縫い方で耐久性を強化するなど、各社それぞれが工夫を凝らしています。

ポケットコイルの配列と数

ポケットコイルマットレスは、並行または交互にコイルが配列されています。交互配列は並行配列に比べてコイルが密集しているため、まったく同じコイルを使った場合は、硬くなります。

ポケットコイルの配列

シングルベッドの平均コイル数は500~600個です。身体の曲線によりフィットさせるために直径が小さなコイルを1,200個も配列されているマットレスもあります。

ボンネルコイルマットレス

ボンネルコイル

ボンネルコイルマットレスは、一つひとつのコイルを連結したものや、1本の銅線から連続したコイルを編み上げたタイプがあり、身体を面で支えます。そのため振動が伝わりやすく、2人以上での利用には適しません。

ポケットコイルに比べると硬く、畳の上に布団を敷いたような感覚に近い寝心地のため、年配の方や布団から買い替える方に好まれる傾向があります。ポケットのような布が不要なため通気性に優れています。

ボンネルコイルの寝姿勢
ボンネルコイルの寝姿勢

なお、コイルを使ったマットレスは、自治体によっては粗大ゴミとして捨てられないこともあります。新しいマットレスを購入した際に、引き取りサービスをやっている家具店もありますから、調べておきましょう。

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秋山 融

YMC メディカルトレーナーズスクール最高技術顧問
IHTA 社団法人 国際ホリスティックセラピー協会 最高技術顧問
一般社団法人 日本介護事業連合会顧問
リフレーヌグループ総院長

秋山先生監修「むくみ・血行改善フクラハギ専用サポーター」はこちら>

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