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あなたにあうマットレスの見つけ方

厚生労働省が全国の6466名(3歳~99歳)を対象に行った調査によると、「現在睡眠に関する問題を抱えて困っている人」は、男性18.7%、女性20.3%、全体では19.6%と、約5人に1人が睡眠に関する悩みを抱えていることがわかっています。

マットレスの購入を機に、不眠の解消や、睡眠の質の改善、肩こりや腰痛の軽減といった日常の悩みを解消したい人は多いのではないでしょうか。その際、「高いものを買えば大丈夫だろう」と安易に考えてしまわないように注意してください。

心身の疲れを十分にとり、起きた時にすっきりと目覚める“良い睡眠”は、寝ているときの姿勢(寝姿勢)が大きく関係してきます。ここでは、自分の体にあったマットレスの見つけ方のヒントとして、良い寝姿勢と睡眠リズムについて解説します。

最もストレスを感じない寝姿勢は?

どんな姿勢でいると一番疲れにくいのでしょうか。

一番体に負担の少ない姿勢は、直立したときに背骨が緩やかなS字カーブを描いた状態です。寝た時も同様で、下図の(1)のように、背骨のS字カーブが維持される状態が最も体に負担が少ない状態と言えます。

間違ったマットレスを選ぶとどうなる?

下図の(2)のように、もし選んだマットレスが柔らかすぎると、横になったときに一番重みのある腰・臀部だけがマットレスに沈み込み、腰に負担をかけるくの字型の寝姿勢になってしまいます。

また下図の(3)のように、硬すぎるマットレスは反発が強いため横になってもマットレスと接する肩や腰部分以外が浮き、肩や腰のみで体重を支えるので体を傷めてしまいます。

理想の寝姿勢

横になったときの体の重さは均等ではなく、部位によって異なります。

一般的によく重いと言われている頭部の重さは実際には体重の8%ほどであり、胸部は33%、お尻を含む腰・臀部は44%、脚部15%の比率です。例えば、50kgの人であれば、頭部4kg、胸部16.5kg、背部22kg、脚部には7.5kgが体圧としてマットレスとの接地面に生じます。

寝た時の体重分布

この比率を踏まえ、横になった状態でS字カーブが維持される状態のとき、正常な睡眠リズムが生まれます。

睡眠リズムとは?

睡眠リズムは、心身の疲れを癒す質の高い眠りには欠かせない要素です。

睡眠はレム睡眠、ノンレム睡眠の大きく2つに分かれ、約90分周期で交互に繰り返されます。レム睡眠は身体の疲れを取る睡眠です。入眠が浅い状態を指し、夢を見るのもこの眠りの間と言われています。一方、ノンレム睡眠は脳の疲れを癒す睡眠です。入眠直後に現れる眠りの深い状態で、一番眠りの深い状態では呼吸の回数や脈拍数も減少します。

下図の「良いと考えられる睡眠リズムの例」のように質の高い睡眠が取れているときは、適度な回数の寝返りによってこの2つの睡眠が繰り返されます。しかし、このリズムが乱れてしまうと「悪いリズムの例」のように、必要以上に寝返りを繰り返し、脳の疲労回復を促すノンレム睡眠の回数が極端に少なくなります。その結果、疲労が十分にとれず、起床時に疲れが残ってしまうことになるのです。

良い睡眠リズム

悪い睡眠リズム

正しい睡眠リズムで眠るためには、正しい寝姿勢が重要です。しかし、今まで説明してきたように、体重や体の部位によっても、マットレスにかかる体圧は異なるため、正しい寝姿勢を得られるマットレスを見つけるのは一筋縄ではいきません。

とはいえ、使う人の性別や腰痛や肩こりなどの悩みによって、適したマットレスの傾向はある程度つかむことができます。アンミンシュタインでは、使う人の抱えている悩みや、性別、部屋の大きさなどのさまざまな視点による選び方を紹介しているので、それらを参考に適切なマットレスを選ぶようにするとよいでしょう。

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秋山 融

YMC メディカルトレーナーズスクール最高技術顧問
IHTA 社団法人 国際ホリスティックセラピー協会 最高技術顧問
一般社団法人 日本介護事業連合会顧問
リフレーヌグループ総院長

秋山先生監修「むくみ・血行改善フクラハギ専用サポーター」はこちら>

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