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マットレスを長持ちさせるお手入れ方法

マットレスのメンテナンス方法

一般的にマットレスの寿命は長く見ても「10年」と言われています。寿命の過ぎたマットレスの使用は、私達の身体に悪影響を及ぼします。ヘタりや凹みが生じたマットレスは、体の歪みを誘発し、肩こりや首の痛み、腰痛といった症状を引き起こすことがあります。

マットレスの寿命は、日々のお手入れによって変化します。マットレスの優れた性能を維持するために、日々適切なメンテナンスを行ないましょう。

適切なメンテナンスを

適切なお手入れをしないと優れた性能を維持することができません。また適切なお手入れは、ヘタりや凹みを防止する以外にも、カビやダニの発生を防止します。心地よい睡眠を得るために、掃除や換気によってマットレスを清潔に保ちましょう。

カビは、梅雨の時期だけでなく、冬にも発生します。最近の住まいは気密性が高いため暖かく、湿度が高くなっています。一番多い発生場所はマットレスの裏面です。特にマットレスにフロアに直置きした場合、裏面のカビの発生が目立ちます。壁にくっついているマットレスの側面も、カビが発生しやすいので注意が必要です。

ダニは、どの家庭にも必ずいます。寝ている間にかく汗の量はコップ一杯分と言われていて、湿気を含んだ寝具を放置し続けていると、ダニの温床になってしまいます。

人を刺したりするダニは数%しかいませんが、ダニの死骸や糞は人体に対するアレルゲンです。鼻炎や皮膚炎、ぜん息といったアレルギー症状を引き起こす可能性があります。

日常のお手入れ

日常のお手入れ方法として、3つの方法を紹介します。週に1回、いつもの掃除に加えてマットレスのお手入れを実践してみてください。

1. 敷きパッドを使用する

部屋の湿気や寝ている間にかく汗は、マットレスに吸収されていきます。水分や汗の塩分は中のコイルを傷めてしまいますし、何より不衛生です。マットレス内の空気の入れ換えを毎日行なうのは難しいので、対策として、ベッドパッドを敷いて、こまめに交換するのがおすすめです。

2. 掃除機をかける

定期的にシーツを外し、マットレスの表面だけでなく側面や裏面にも丹念に掃除機をかけてください。縦方向だけでなく横方向にもかけましょう。頭や足元が触れる部分や縫い目の凹んだ部分はダニが集まりやすいので、特に念入りにかけるとよいでしょう。

3. 風通しをよくする

お掃除をするときには、窓を開けて部屋全体の風通しをよくしてください。その際に、週に1度はマットレスを壁に立て掛けたり、本などを差し込んだりして、マットレスを乾燥させましょう。扇風機を使用して風を送るとなおよいでしょう。 

数ヶ月に1度のお手入れ

日常のお手入れのほか、数ヶ月に1度マットレスをローテーションし、日光に当てると、さらにヘタりや凹みを防止できるのでおすすめです。

1. ローテーションする

3ヶ月に1回程度、マットレスの表裏・上下の入れ替えを行いましょう。

マットレスを動かすのは重労働ですが、毎日同じ向きで使っていると同じ部分にだけ負担がかかってしまうので、寿命が短くなってしまいます。さらに、定期的な向きの変更によってダニやカビの発生を抑制する効果もあります。

~手順~

  1. マットレスを180度回転させて、前後を逆にします
  2. 前後を逆にした状態で使用します
  3. 裏表を逆にします
  4. 裏面にした状態で使用します
  5. マットレスを180度回転させて、
  6. 再び前後を逆にして使用します。

マットレスのローテーション方法

2. 日光に当てる

3ヶ月に1度は天日干しをするのが理想的です。湿度の低い10時~14時頃に、1時間程度干しましょう。

その際、布団たたきは逆効果です。ダニがマットレスの奥に逃げ込んでしまったり、生地や中の素材を傷めたりする恐れがあります。

また、素材によっては高温による耐久性の劣化や変形の可能性があります。そのような場合には陰干しをしましょう。説明書をよく読み、心配な場合にはメーカーに確認してください。 

濡らしたり汚したりしてしまったら?

マットレスの上に食べ物をこぼしたり、ペットや子どもがおしっこをしてしまうことがあるかもしれません。そのような場合は次のような応急処置をしてください。

  1. 水を含ませ固く絞ったタオルで汚れを叩き、タオルに汚れを移す
    (こすらないでください。かえって汚れが広がってしまいます)
  2. 汚れが薄くなったら、水で薄めた中性洗剤を数分間浸透させる
  3. 洗剤が残らないようにタオルで拭き取る

その後も汚れや臭いが気になる場合、専門の業者に相談することをおすすめします。

湿気はマットレスの天敵です。汚したり濡らしたときは、最後に乾燥させることを徹底してください。

日常のお手入れのほか、ちょっと大変ですが数ヶ月に1度のお手入れも適切に行って、心地よい眠りが確保される良い“寝姿勢”が維持し、心地よいマットレスライフを送りましょう。

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秋山 融

YMC メディカルトレーナーズスクール最高技術顧問
IHTA 社団法人 国際ホリスティックセラピー協会 最高技術顧問
一般社団法人 日本介護事業連合会顧問
リフレーヌグループ総院長

秋山先生監修「むくみ・血行改善フクラハギ専用サポーター」はこちら>

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