自分がマットレスを使っていたり、マットレスで睡眠の質があがると聞くと、子どもにもマットレスの購入を考え始めるかもしれません。しかし、子どもの体はまだ成長過程です。購入した後に、サイズや硬さの調整が必要になったり、使い方によっては耐用年数より早くへたったりする場合もあります。
子どものマットレスを選ぶときは、そういった点もふまえて、適切なマットレスを購入しましょう。
また、子どもが小さいときは両親と一緒にマットレスを使う場合もあると思いますが、健康面を考えると、あまりおすすめできません。
通常、マットレスを選ぶときは腰部分が沈み込みやすいので、硬めの素材を使用した方が綺麗な寝姿勢になり起きた時の疲労が減ります。
子どもと大人は体のサイズが異なります。大人用のマットレスで一緒に寝ると、大人の腰は硬めの素材でしっかり支えられても、子どもの腰は大人の腰位置よりも高い位置なので柔らかい素材の上に寝ることになります。
子どもの腰位置
大人の腰位置
小学生のマットレス
まだ小柄なのでショート丈やセミシングルのマットレスでもいいでしょう。成長してサイズが合わなくなる可能性が高く、ベッドの上で飛び跳ねてすぐに壊したり汚してしまうこともあります。ベッド下に収納があるなど、機能性も重視しましょう。
また、デザインに好き嫌いが生まれ始めるので、デザイン面でも本人の意見を取り入れるようにしましょう。
中学生のマットレス
中学生も成長途中なので、体にぴったりのサイズを選ぶと、すぐにサイズが合わなくなる可能性があります。収納があるなど機能性を重視したベッドにしましょう。
中学生になると、本格的なスポーツを始める子も出てきて体格が大人に近づきます。スポーツ選手も愛用しているマットレスもあるので、理想的な寝姿勢をとれるものを選ぶようにしましょう。
高校生のマットレス
高校生になると、ほとんど大人と変わらない体型になるので、本格的なマットレスも視野に入れて考えましょう。愛着をもって長く使えるように、見た目も本人の気に入るものにしましょう。